法律のマンガ、「カバチ!!!」1巻で、一戸建て購入に失敗する若夫婦のエピソードが面白かった。
大まかな流れは、
何となくマンションのチラシに惹かれて見学
↓
戸建ても紹介されて見学
↓
後日、契約
↓
登記簿の坪数より実際狭い
↓
隣人が境界を多く?主張
↓
不動産屋は「現状有姿特約」(ありのままを受け入れる契約の条項)で責任無しを主張、法的にも正しい。
↓
泥沼化
いやー、家を買う時の契約に現状有姿特約って必ず入っているけど、恐ろしい条文ですな。
かつて自分が家を買った時も入っていたから恐ろしい。
漫画のケースでは、戸建て購入でありがちな問題になったのは、建物の瑕疵でもなく、資金繰りでもなく、境界が定まっていないという隣人とのトラブルだった。
登記簿の土地面積って、明治時代に適当に決めたり、固定資産税を低くするために過少申告していることも多い。
いや、そもそも現状有姿特約があれば、極端な話、ベニヤ板で外見だけで騙して契約のハンコをつかしてローンを組ませることだって可能だ。
さすがにこうしたとんでもない不具合であれば「瑕疵担保責任」があるから、損害を請求されてしまう。
でも契約する側なんて大量の書類にハンコをつかないといけないから、その中に「瑕疵担保責任免責特約」(どんな瑕疵があっても責任は追及しませんよ!)を条項に入れてささっと説明してしまえば不動産屋としてはOKだけど、さすがにこれは相当悪質なケースだろう。
さらに説明を一切省いて、あとからモメた時に「ちゃんと説明しましたよ!」と言えば水掛け論に持ち込めて、契約書だけを有力な法的根拠にしてしまうことも可能と言えば可能。
漫画の物語は、怒った隣人が自治会や近所に悪い噂を振りまいて地域で孤立させる手までうってくる。
幸い、主人公達の活躍でこの若夫婦は救われるけど、現実はこういかず、一生その地域で涙をこらえてしがみついてローンを払い続けることになるだろう。
そうしたリスクが全てフリーな賃貸って本当に素晴らしい!・・・と家購入に失敗経験のある自分はマンガを見て幸せに浸ってしまった。
閲覧いただいて本当にありがとうございました。
クリックして応援いただけると更新のはげみになります。



0 件のコメント:
コメントを投稿