先週、職場での新人歓迎会でのこと。
新人の女の子が、一言挨拶を言う時に「仕事もできず聞いてばかりで・・・、先に帰ってしまい、本当にごめんなさい・・・(´;ω;`)」
と目を赤くして言葉を詰まらせた。つまり泣いた!
もうこれで周りのオジサン方はやられまくりですよ。
「いいんだよ!分かんないことはどんどん聞いて!」とかフォローしまくりで大盛り上がり!
その子の涙トークがリアルに罪悪感からくるものなら、こっちも「真面目でいい子や~」となるし、もし計算が入ってのものならかなりの頭脳派だw
でも何だかんだで日本人ってこういうお涙頂戴で情に訴える展開にすごく弱い。
選挙でも表情を変えてヒステリックに喋ったり、雨の中声を枯らして演説したり、低姿勢に何人も握手する(あれが結構票に結び付くとか?)光景をよく見るし。
今回の新人の子も涙の真偽はともかく、
・誠実
・今時の子にしては素直
・必死に成長したいという意欲があります
という印象を、一瞬でこれでもかと与えることに成功している。
しかしなんといっても最大の効果は「オジサン達を味方につけたこと」だろう。
うちの職場は年功序列で立場給与がうなぎ登りになり、その職場での影響力は絶大なものがある。
オジサン方も頭がいいから涙の真偽は多少疑っているかもしれないが、自分の娘くらいの年齢の女の子が泣いているのを見て、心情的に今後も味方をしたくならないわけがない。
この涙というカードは
・20代前半くらい
・入社間もないうち
・でかい失敗した時
だけに許され、
新人の子はまさに今しか使えない期間限定プレミアカードを絶妙なタイミングで切った。
なお、でかい失敗をした時も、涙カードを切ると周りは一切何も言えなくなってしまうという、核兵器なみの威力があるw
いい年をした男が泣くとブラック臭がかなり出てくる。
もう自分くらいのアラフォーの男だと、泣いて謝るなんて、女子高生にわいせつなことをした時くらいにしか使わないw
もし貴方がまだ20代前半の女性で、周りが日本人ばかりの職場だったら、一度は泣いてみることを是非おススメします。
閲覧いただいて本当にありがとうございました。
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