2018年4月23日月曜日

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち(伊藤 邦生氏 著)を読んだ/①サラリーマンは幸せになれない?



高年収の人が多い証券会社でかつて働いていた著者が、年収が少なくても消費を抑えて堅実にしているほうがお金持ちだということが色々書かれている本だった。

いくら収入が多くても、消費を無制限に拡大して飲み歩いたり高い家や車を買うと元も子も無いということが順序良く説明されている印象。


人生は銀行と建設会社のためにある?

サラリーマンは誰のために働いているのか?


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これが生涯年収3億のうち、ほぼ半分の1億6000万が生活費と子供の養育費で消えていきます。残りの1億4000万は、「税金・社会保障費」と「家」と「金利・保険」に消えていくのです。
つまり、私たちは、必要最低限の生活費を除くと、「公務員」と「建設会社」と「銀行マン・保険マン」を食べさせるために、一生懸命働いているといえるのです。
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生涯年収が3億になるには、40年コンスタントに年収750万をキープする必要があるけどw、本の中では1億4000万の内訳を次のように説明している。

・税・社会保障費=6000万(20%)
4000万(13%)
銀行の金利2000万(6%)
保険=2000万(6%)
(※%は生涯収入3億に占める割合)

%を自分で振ってみたけど、この理論が概ね正しいと考えてみる。

税は逃れられないから置いておくとして(それでも20%は高い!)、家と保険で8000万の25%。(人生の5分の1w)

大体想像はしていたけど、数字にすると本当にひどい。
著者はこれを知ってから、家は賃貸、保険は共済と心に決めたそうだ。

新築大好きな日本人が持ち家を買う場合、4000万は生涯年収3億の人ならそんな高望みした価格ではない。

住宅ローン減税で2000万のうち200万が還付されたとしても、所有リスクをとって銀行の養分になり続けるのは幸せなんだろうか。

しかも世の中は勤め先に賃貸の家賃補助制度があって、数万から半額くらいが補助される人でも持ち家を買ってしまう人が多いように思える(´・ω・`)

賃貸は所有リスクを大家が負担してくれ、時にはその上乗せ分を会社が補助してくれる、素晴らしいシステムではないだろうか

他にも色々ご紹介したい個所があるので、2回目を次回に書きたい。




閲覧いただいて本当にありがとうございました。
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