2018年4月25日水曜日

まだ、都会で貧乏やってるの?(吉角 裕一朗 氏著)を読んだ


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この本は田舎で「のんびり暮らす」ことをお勧めする本ではありません
田舎で都会以上に「稼ぐ」ための本です
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という紹介が裏表紙にあった。

大体の論旨は、田舎の方が固定費が安い、ビジネスは田舎のほうが簡単に「1番になれる」というもの。

氏がどういう風に都会で挫折して、田舎でビジネスチャンスを掴み、田舎で起業するメリットが多く書かれている。

そして、他にも知り合った多くの人の成功例を紹介している。


売り上げは同じでも田舎のほうが利益率が高い!


同じような経営でも、
東京なら時給が200円高く、家賃が半分くらい、
 東京:時給869円×8時間×20日×2人=27万、家賃20万(年間573万)
 田舎:時給663円×8時間×20日×2人=21万、家賃9万(年間362万)
だから利益率は1.5倍くらい異なる。

また田舎だとライバルがいないから「簡単に1番になれる」。

著者は格闘家を目指したことがあり、1流が集う東京で切磋琢磨したので、田舎の大会で意外にもあっさり優勝したエピソードを例に挙げている。
色々と勉強になる(´・ω・`)


著者が成功した理由?


著者は車の再生バッテリーを売ることで年収1億を田舎であっさり達成。

成功要因は次の2点だと思う。
・田舎で固定費を安く抑えたこと
・調査をしっかりしている
 (市場規模やターゲットの想定、ヤフオクで試し売り)

しかし、最初の売り上げは年間で10万だったらしく、もしこれが自分のような家庭持ちで起業した場合に、生活やメンタルが耐えられるか甚だ自身がない(´・ω・`)


田舎で「資格」を活かして成功した例


弁護士など「手に職」神話が崩壊して久しいが、
・ベトナム語翻訳をスカイプでして時給4000円、年収600万を達成した主婦
・管理栄養士の資格で、企業から食事指導を請け負い、必要な時に打ち合わせをして、メール等でレシピを送信。→子育てしながら年収300万
などなど、素晴らしい事例が紹介されている。

これはネットの存在も大きい。
資格を持つ人は東京にこだわらず、ネットで必要な時に必要とされる人に自分のスキルを売り込める時代になっている。

これは雇用や仕事の需要・供給をよく考えて、スキマを狙って自分を上手く売り込めたとも言える。

自分も土日・夜の少しの時間を使い、何か売り込みができないか今後考えていこうと思う。

この本は
これから起業しようとしている人、
働き方を変えたい人、
コストがかさんで経営が上手くいっていない人、
などにおススメです。



閲覧いただいて本当にありがとうございました。
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